フラッグ行政書士講座ピンとくる過去問解説その2
  

フラッグ行政書士講座過去問解説

 
勝負問題、23年度行政書士試験問31
 
  

皆さんこんにちは、フラッグです。今日は、民法 31問、行ってみましょう

 ところで、本問ですが、勝負問題です合否に影響を与えますね。

 うちの事務局長もブログに書いてましたし、実は今日は、収録の後会議でした。

 やはり民法は難しいという意見が多かったですね。私もそう思います。行政法で稼げばよいという意見多数

 ただ、記述も2問出題されますし、あまり手を抜くのはどうかと思います。民法については、攻め方としては、得意なテーマを、こつこつと積みかねて行くというのが、いいのではないでしょうか。 平成23年度もそうでしたが、8割がたメジャーテーマが出題されているわけですから。


連帯債務および連帯保証に関する次のア〜オの記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 

ア、連帯債務において、連帯債務者の1人が債権者に対して債権を有する場合には、その連帯債務者が相殺を援用しない間は、その連帯債務者の負担部分についてのみ他の連帯債務者は相殺を援用することができる。これに対し、連帯保証において、主たる債務者が債権者に対して債権を有する場合には、連帯保証人は、主たる債務者が債権者に対して有する債権による相殺をもって、相殺適状にあった全額について債権者に対抗することができる。

イ、連帯債務において、債権者が連帯債務者の1人に対して債務を免除した場合には、その連帯債務者の負担部分についてのみ、他の連帯債務者は債務を免れる。これに対し、連帯保証において、債権者が連帯保証人に対して債務を免除した場合には、主たる債務者はその債務の全額について免れることはない。

ウ、連帯債務において、連帯債務者の1人のために消滅時効が完成した場合には、他の連帯債務者はこれを援用して時効が完成した債務の全額について自己の債務を免れることができる。これに対し、連帯保証において、連帯保証人のために時効が完成した場合には、主たる債務者はこれを援用して債務を免れることはできない。

エ、連帯債務において、債権者が連帯債務者の1人に対してした債務の履行の請求は、他の債務者にも効力を生じる。
これに対し、連帯保証において、債権者が連帯保証人に対してした債務の履行の請求は、主たる債務者に対して効力が生じることはなく、主たる債務の時効は中断しない。

オ、連帯債務において、連帯債務者の1人が債務の全額を弁済した場合には、その連帯債務者は、他の連帯債務者に対し、各自の負担部分について求償することができる。これに対し、連帯保証において、連帯保証人の1人が債務の全額を弁済した場合には、その連帯保証人は、他の連帯保証人に対し、求償することはできない。


1、ア・イ


2、イ・エ


3、イ・オ


4、ウ・エ


5、ウ・オ

 ア ○ です。 ハッキリいって、マルであるという確信を持っていただきたいですね。
 他の連帯債務者の相殺の援用は、何故できるのですか??

 ある連帯債務者が、弁済した場合には、他の連帯債務者は、自己の負担部分については、弁済した連帯債務者に対して、その求償に応じなければならないですよね? ならば、求償に応じなくていい代わりに、相殺を援用させてよ って感じしませんか?? そこで、負担部分についてのみ、相殺を援用できる。

 ところで、この肢を試験委員がどんなつもりで書いているかわかりますか??

 試験委員は、連帯債務と保証の本質的な違い、もっと言えば、債務者と保証人の本質的な違いがわかりますか?? って、言っています。

 債務者とは、最終的に債務を負担する者、要するに、金を借りて使った人でしょう? 一方、保証人は、担保でしょ。だから、保証人に負担部分というのは、ないのでしょう? 

 そこで、保証人は、全額について、相殺を援用できる。だって、保証人が、債権者に弁済したら、当然全額債務者に求償できるわけでしょう??

 だったら、全額について、相殺を援用させてよ

 イ ○ です。 連帯債務における、免除の絶対効についての理解は十分ですか?? 説教がましくて申し訳ありませんが、ゴロで覚えるようなことをしていても、無駄ですよ。今日の行政書士試験はそんな小手先のテクニックでは、対応できませんよ。

 今日は、サービスで、フラッグのテキストの一部をご覧にいれます。

  
「 Aに対してBCDが連帯債務を負っている場合に、ABを免除するということは、CDの求償からをも免れせせる趣旨ではないのか、ということ!

 命の恩人のBさん、債務はすべて免除します。え〜!命の恩人のBさんがCDから、求償されている? 私はそれを望まない!だから、命の恩人でもなんでもないCDの債務も減らしてください。Bさんが求償されない限度で!」


 ピンときましたか?? 命の恩人に対して、免除するというのは、ピンと来ますよね? ところが、免除されたBの負担部分について、命の恩人でもなんでもないCやDがの債務が、どうして減少するのか??一見妙でしょう?? しかし、もし減らないとすると、命の恩人のBさんが、CやDから求償されちゃうでしょう?免除するのは、求償からも免れる趣旨ではないのかというわけです。

 では、連帯保証についてはどうでしょうね。 まず、「 え〜ビックリ 」 これをやってはいけません。 

 とにかく、連帯保証であろうと、単純保証であろうと、負担部分ってないんでしょう?? とにかく、主たる債務者が、全額免れることだけはないでしょうという、試験委員の声が聞こえて欲しいのです。

 ゴロ、暗記、無駄ですよ

ウ × です。 消滅時効についての負担部分についての絶対効は判断できないといけないと思います。

 なぜ、消滅時効が負担部部について絶対効なのか、理解していますか?? 

エ × です。 連帯保証については、補充性がない 請求の絶対効が認められる これだけは判断できないと

オ × です。 この肢の後半は、連帯保証人が複数存在している場合について聞いていますが、無視でしょう。

 長くなりましたね、それではまたお会いしましょう。行政書士試験対策のフラッグでした。

 

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